ナットの緩みが水び出しを呼ぶ原因

実家は築20年を超え、もちろんトイレも20年選手のベテランです。ある冬のことでした。便座に座ると、ぽたぽたと水が落ちる音がするのです。便座の座る位置を少しずらすと、その音はやみました。春になると、ぽたぽたはなくなりました。そして次の冬です。

便座に座ると、再びぽたぽたと音がなるのです。今度は、座る位置をずらしても水は落ち続けます。家族は面倒くさがりが多く、少量の水しか落ちていないことにかまかけて、誰も対処しませんでした。

あるときトイレに入ると、トイレの床がベチャベチャです。私はぞうきんで水を拭き取り、このときようやく、どこから水が漏れているのかを確認しました。

トイレの給水タンクから伸びている管を止めるハンドル部分のそばから、水がぽたぽたと落ちていたのです。私はハンドルを思いっきり締めました。そして便座に座りました。

しかし、まだ水はぽたぽたと落ちてきます。しようがないので、水の落ちてくる場所にバケツを置き、応急処置としました。時折バケツの水を捨てながら、その状態で数年ほど過ぎました。

そして、また、ある冬のことです。便座に座ると、再びぽたぽたと水の音がします。しかし、今度はぽたぽたのペースがやたらと早くなっていました。

バケツはすぐに満杯になります。これはそろそろやばいな、と思い、本格的に、水漏れ箇所を点検しました。前回、ハンドル部分をしぼれば止まるだろう、と思ったのですが、どうやら、ハンドルの手前にある、ナットの隙間から水が漏れていることがわかりました。

工具を使い、ナットを力一杯しぼりました。

すると、水漏れはすっかりなくなりました。こんな簡単なことだったのか、と思いました。

施行をしている友人に尋ねると、止水栓という部分から漏れていたのでは、と言われました。大事にはなりませんでしたが、面倒くさがらず、早めに対処するほうが、いいようです。